GSマーク認証とPAH評価の概要



PAH評価が追加に

GSマーク認証では、PAH(多環芳香族炭化水素)に対する評価を行わなければならなくなりました。 PAHの評価は、ドイツ連邦共和国製品安全局(ZLS)ZEK01.1-08による法案でPAH評価(検査)が必須となっています。 施行は2008年4月1日になります。

 

GSマークの認証を受けるための資料として、回路図などの製品評価に必要となる資料やサンプル、ドイツ語の取扱説明書などのほかに、2008年4月1日以降はPAH評価用材料リストが必要となっています。
PAHの評価の際の規制濃度(=閾値,許容値,規制値)は、接触の頻度・時間接触面積などによってカテゴリー1,2,3の3つのカテゴリーで分類されており、それぞれに対してPAHの規制濃度が決められていますが、直接接触する可能性がないものについては、PAH検査の必要性はありません。

 

PAH再評価が必要か?

PAH評価については、PAH評価が必須となった法律施行日の2008年4月1日以降のGSマーク認証(評価)製品に適用されることになります。 施行日以前のGSマーク認証済み製品にはPAH評価が必要か、再検査が必要なのか、というのは疑問に思うところですが、これらについては、GS認証の有効性を継続希望であればPAHの再評価が必要ということになります。 PAHの再評価については、法律施行日から1年以内・・・つまり、2009年3月31日までに行うことが要求されています。

 

GSマークの認証を取得するには、PAHを含有している可能性があるもので直接接触する可能性、口に入れてしまう可能性があるものについてはPAH評価が必ず必要となりますが、逆に、接触の可能性がないものやリスクアセスメント(リスク分析)でPAH試験が不要と判断されれば、適用対象外とすることができます。